5月29日に，産学官連携推進機構棟にて学生災害ボランティア講習会を行い，学生43名が受講しました。本学学生が実際に被災地へ災害ボランティアとして参加・活動する場合は，本講習の受講が必須条件となっています。
　講習会では，第1部としてNPO法人リエラ（ボランティア団体）代表理事の松永鎌矢さん（本学OB）からの災害ボランティアの必要性やボランティアを行うときの心構え，注意事項についての講話に続き，経済学部3年の田中慎一さんからボランティアの体験談や自身が活動している学生CERDの紹介，最後に本学減災・復興デザイン教育研究センターの鶴成悦久准教授から学生災害ボランティア派遣の仕組み等についての説明がありました。第2部は屋外で，スーパーボランティアの尾畠春夫さんによる「土のうづくり講座」を行いました。当日は，夕方にもかかわらず暑い中，北野正剛学長も参加し尾畠さん指導の下，学生と一緒に汗を流しながら土のうづくりを行いました。実習終了後，希望者全員と2ショットの写真撮影に応じてくれる気さくな尾畠さんの人柄に触れ，学生らは大喜びのうちに講習会を終了しました。