お知らせトピックス2019-039

第一交通産業(株)創業者 黒土 始 氏に大分大学名誉博士称号を授与

 本学は,第一交通産業(株)黒土 始 代表取締役創業者会長の永年の社会への貢献を称えるため,大分大学名誉博士称号を授与しました。
 黒土会長は,本学経済学部の前身である大分高等商業学校の出身で,永年の社会貢献に対し,「九州電波監理局長よりタクシー無線及び電波行政への協力表彰 受賞(昭和43年)」,「福岡国税局局長より申告納税制度の普及発展の功績表彰 受賞(昭和57年)」,「旭日中授章 受章(平成25年)」等の栄誉が称えられ,一昨年は,九州北部豪雨で甚大な被害を出した大分県に,多大な義援金を個人として寄付され,大分県から紺綬褒章も授与されています。
 9月6日,第一交通産業(株)本社において実施された授与式には,本学から北野正剛学長,石川公一理事,大崎美泉経済学部長等が出席,第一交通産業(株)からは,黒土会長,田中亮一郎代表取締役社長等が出席しました。
 授与式では,北野学長から黒土会長に名誉博士記を授与し,「本学にとって黒土会長は,平成18年に招聘したノーベル医学賞受賞者2名に続く3人目の名誉博士となります。本学の方こそ,黒土会長に名誉博士となっていただくことを光栄に思っています」と挨拶がありました。黒土会長は,「日本一のタクシー会社に育てる過程において,母校で学んだことが大変役に立った。大分大学名誉博士の称号を励みに,これからも社会貢献を続けていきたい」と喜びを語りました。

名誉博士の称号を受けた黒土会長(左) と北野学長
名誉博士の称号を受けた黒土会長(左) と北野学長