お知らせトピックス2019-062

カルメット病院(カンボジア)と国際交流協定を締結しました

 11月28日に,北野正剛学長がカンボジアのカルメット病院を訪問し,学術交流協定を締結しました。
 2004年より,北野学長が,消化器内視鏡・内視鏡外科分野において,アジア地域を中心として人材育成に取り組み,実績を積んできた活動は,現在オールジャパン体制で,本学を中心とした「アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム」として活動を発展させ,文部科学省,経済産業省,厚生労働省から高い評価を得ています。2019年3月に,北野学長が同コンソーシアムの活動の一環として,コンソーシアム加盟大学の医師とともにカルメット病院を訪問した際,同院の医学諮問委員長であるLem Dara教授らと,カンボジアにおける医師育成と発展のため,同院と本学が協力していくこと,および本学へ研修生受入れを実施していくことについての議論があり,今回の締結となりました。
 カルメット病院(Calmette Hospital)は,カンボジアの首都プノンペン特別市に位置し,保健省が管理する公立病院として1950年に設立されたました。2018年には,カンボジア政府とIAEAの支援により,院内にカンボジア初の国立がんセンターが開設された病床数340床,年間入院患者数約34,000人の病院です。
 今後は,主に消化器内視鏡の指導を行う予定です。

締結式の様子
締結式の様子