お知らせトピックス2019-073

減災シンポジウム in 中津 を開催しました

 1月26日に中津市文化会館で「減災シンポジウム in 中津」を開催しました。本シンポジウムは,平成23年度から県民の防災意識の向上と自治体等の防災・減災力の向上への取組の一助となることを目指し,県内各地で開催しています。中津市を開催地とした今年度は,事前に中津北高校の高校生と本学学生による中津市内を対象としたフィールドツアーを実施し,中津市内の山間部から中心地にかけて過去の災害地や想定される災害などを調べ,減災社会に向けた未来の地域づくりを生徒や学生らが検討しました。今回のシンポジウムでは,これらの成果を,次世代を担う若者から中津市への提言として発表され,中津市出身の学生からは「防災意識の向上が必要。そのためにも幼小教育の中で防災教育を取り入れていくべき」という発言がありました。
 また,パネルディスカッションでは,会場でリアルタイムにアンケートを実施し,ただ聴くだけではない,パネリストと観客の双方向でコミュニケーションをとりながら進行し,防災・減災社会に向け自らが考え行動するきっかけとなるシンポジウムになりました。

講演する鶴成悦久センター次長
講演する鶴成悦久センター次長
高校生が自ら考え,感じたことを発表しました
高校生が自ら考え,感じたことを発表しました
学生・高校生の発表の様子
学生・高校生の発表の様子
パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子