
日頃より、大分大学の教育研究活動に温かいご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
大分大学は、1949年に学芸学部と経済学部からなる新制大学として発足し、2003年には旧大分大学と大分医科大学が統合しました。
現在は、教育・経済・医・理工・福祉健康の5学部と、教育・経済・医・理工・福祉健康の5研究科から成り、約5,500名の学生が、旦野原・
挾間の両キャンパスで学んでいます。
本学は、DX人材育成のため、2024年4月、理工学部に「DX人材育成基盤プログラム」を設置し、2025年3月にはICT(情報通信技術)設備を整備した、デジタルによるイノベーション創出のための核(コア)となる共創拠点「高度情報人材育成交流会館B-Core(ビ・コア)」を開設するなど、歩みを止めず改革を続けています。
しかしその一方、今後も充実した教育・研究環境のもとで優秀な人材を育成するためには、安定した財政基盤の構築が必須であり、運営費交付金などの公的資金以外にも、自助努力により財源を確保することが必要不可欠となっています。このような状況を踏まえ、本学は「大分大学基金」を設置しております。基金は学生の修学支援、教育・研究の質の向上、国際交流事業の充実などに活用させていただきたいと考えています。
つきましては、本制度の趣旨にご理解、ご賛同いただき、特段のご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。
国立大学法人大分大学長
北野 正剛
