男女共同参画行動計画｜大分大学男女共同参画推進本部

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平成22年10月25日制定

本行動計画は，大分大学男女共同参画推進宣言（2010年10月25日制定）の基本方針の具体化に向けての様々な取り組みについて明確化するものです。本行動計画は，平成２２年１０月から施行し平成２５年３月まで取り組むものとし，最終年度には本行動計画の進捗状況をとりまとめ，次期行動計画を策定します。

２．教育・研究・就業の場における男女共同参画の推進: １）大学及び各部局における数値目標の設定及び公表
　・新規採用教員の女性比率を向上させる等により女性教員比率を２０％，修士及び博士課程
　　女性学生比率を３５％に引き上げる。このため，部局ごとに目標を設定し努力する。
　・毎年度，部局ごとの比率を調査し，比率向上の進捗状況を公表する。; ２）積極的な改善策の策定
　・ポジティブアクションの導入
　　分大方式（インセンティブ付与）の策定; ３）女性研究者の研究活動支援
　・学長裁量経費等に女性枠を設け，優れた研究に対して研究費を配分する。
　・毎年，女性研究者１０名程度に対し，海外での学会活動，共同研究活動を支援する。
　・ＦＡＢ研究賞の制定; ４）女性研究者の研究環境支援
　・休憩室整備; ５）女性研究者データベースの作成

３．家庭生活と教育・研究・就業との両立支援: １）男女を問わない育児・介護休業の取得促進
　・代替要員の措置; ２）女性研究者の研究支援
　・研究補助員の雇用促進
　・就業形態の見直しによる研究時間の確保（裁量労働制の活用も含む）
　・メンター制度の導入
　・eラーニングの活用促進; ３）育児支援
　・病児保育の実施（挾間キャンパス）
　・保育所設置のための環境づくり（旦野原キャンパス）

４．大学運営における意思決定への男女共同参画の推進: １）役職者，教授における女性比率を向上させる。; ２）各種委員会における女性委員の比率を向上させる。

５．地域社会との連携を通じた男女共同参画の推進: １）地域連携サポート
　・地域連携研究コンソーシアム大分との連携
　・地域医療学センターとの連携（医療従事者復職支援など）
　・アイネス等，行政機関との連携

６．男女共同参画に関する啓発活動と教育研究の推進: １）学長声明その他による学内外への周知; ２）意識啓発
　・シンポジウム，セミナーの開催; ３）情報の発信
　・ホームページの開設
　・広報誌の発行; ４）次世代向け啓発活動
　・サイエンス講座の実施
　・ロールモデルの提示
　・オープンキャンパスでの啓発活動; ５）男女共同参画に関する教育・研究の推進

平成２２年１０月～平成２５年３月

本行動計画は，女性研究者支援に関わる取り組みを早急に実施する必要があることから，当面これらを中心に定めているが，今後，それ以外の取り組みについても検討し，必要な改定を行う。