3月18日第5回盤谷日本人商工会議所化学品部会　医薬・医療分科会がバンコクPriest Hospital(プリースト病院)内The Kidney Foundationで開催されました。
盤谷商工会議所(JCC) 医薬・医療分科会の概要・目的は，
①医薬品・医療機器分野の法規制・市場の状況等に関する情報交換
②上記分野に係る要望事項のとりまとめ
③会員間連携による新たなビジネス機会の創出
④ＡＳＥＡＮへの新規参入を検討する企業等への情報提供と掲げられています。
（ＨＰ：http://www.jcc.or.th/news/detail/25）
　分科会では，タイ腎臓内科医，タイ腎臓財団Secretory GeneralのDr. Supat Vanichakarnによる「タイランドの腎疾患治療の現状と展望」と題した講演があり，タイの腎疾患の現状と将来，腎臓専門医・腎臓専門看護師の育成，タイにおいて今後腎代替療法を受ける患者が増加していく等の興味深い話がありました。また，講演後の腎臓財団透析センター見学では，透析療法の現状について貴重な情報を得ることができました。
　大分大学バンコクオフィスとして注力していきたい活動として，「日本式医療システムの普及」があります。今後，商工会議所とも連携しながら，日本の優れた医療・医療システムの普及に尽力していきたいと考えています。
　分科会後に開かれた一周年記念懇親会では，多くの会員企業の方と情報交換し，大分大学バンコクオフィスの活動についても簡単なスピーチを行いました。

　大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動(研究，学生交流，その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。