大分大学海外事務所 活動報告vol.34

第3回 MESDAセミナー開催

 3月1日,2日に,オリンパスタイランド研修施設(T-TEC)及びマヒドン大学医学部附属シリラート病院にて,Mekong Endo-Surgery Development Association(MESDA)第3回セミナー,腹腔鏡外科手術トレーニングコースが開催されました。カンボジア,ラオス,ミャンマー,タイ,ベトナムらメコン地域諸国の低侵襲治療の普及と技術向上を目的として作られたNPOであるMESDAの第3回セミナーです。本学からは,Chairmanの北野学長と,Committee memberであるバンコクオフィスの内田助教が参加しました。
 1日目は,T-TECにおいて講義とシミュレーターを用いた実技演習,2日目にはSoft cadaverを用いた,より実践的な研修が行われました。
 今回は,講師として,日本内視鏡外科学会理事長の渡邊昌彦北里大学教授と東邦大学外科学講座の斉田芳久教授に加わっていただきました。講師派遣に関して,今回も「アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム構想」の枠組みのもと,オールジャパンでの支援体制により会が運営されています。
 MESDAの活動も順調に3回目を迎え,メコン地域諸国の内視鏡外科人材育成に着実な地歩を築きつつあります。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
第3回MESDA Board Meetingで挨拶をする北野学長
第3回MESDA Board Meetingで挨拶をする北野学長
MESDA理事の各国の先生方
MESDA理事の各国の先生方
講義をするマヒドン大学教授Dr.Vitoon
講義をするマヒドン大学教授Dr.Vitoon
技術指導を行う東邦大学斉田教授
技術指導を行う東邦大学斉田教授