国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.98

在タイ日本国大使館 打田一等書記官を訪問

 在タイ日本国大使館、打田一等書記官を大分大学バンコクオフィスの内田智久講師が訪問しました。コロナ禍を挟み、約4年ぶりの大使館訪問となりました。
 大分大学バンコクオフィスの活動に関し、主な活動項目である学生交流、医療人育成、産業界との連携、研究について、この4年間のアップデートをそれぞれ説明しました。
 タイにおける大分大学との交流協定校が、マヒドン大学、チェンマイ大学、コンケン大学、チュラロンコン大学医学部、ラチャウィティ病院に加えてこの4年間でタマサート大学、マハーサラカム大学が加わったこと、さくらサイエンスプログラムによるタイの高校生受け入れを3年ぶりに大分で実施したこと等について報告しました。
 打田一等書記官からは「大使館としても日本の地方の大学にも留学生を増やしていきたいが、タイの留学希望者が現地で得られる情報に限りがあり、留学生の派遣につながりにくい。留学生獲得につながるような情報発信を積極的に行ってほしい」とのアドバイスがありました。その他、留学希望者の志望動向や留学生に対する奨学金等について意見交換を行いました。コロナ禍を通じて、オンラインでの国際交流には限界があり、オンサイトでの国際交流の重要性が明らかになった点についても一致しました。
 今後の大分大学バンコクオフィスの活動についての理解と支援をお願いし、活動を通して日タイの発展に寄与することを確認しました。


 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
打田一等書記官(左)と
打田一等書記官(左)と