国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.108

マヒドン大学理学部にてセミナー開催

 3月10日午後、マヒドン大学理学部(Department of Pathobiology)において、医学セミナーを開催しました。大分大学からは、医学部感染予防医学講座小林隆志教授が、“Zika virus infection exacerbates Experimental Autoimmune Encephalomyelitis by attracting pathogenic Th17 cells to the brain”(「ジカウイルス感染症は病原性Th17細胞を脳に引き寄せることで実験的自己免疫性脳脊髄炎を悪化させる」)のタイトルで研究発表を行い、続いて大分大学バンコクオフィス担当の内田智久講師が、“Overview of Ph.D. program with MEXT scholarship in Oita University”(「大分大学における文部科学省奨学金による博士課程プログラム」)として、大分大学博士課程留学についての情報提供を行いました。
 マヒドン大学と大分大学は、2015年に大学間交流協定を締結し、主に医学部間の交流をしてきましたが、今回初めてマヒドン大学理学部とセミナーを通じた交流が実施されました。これをきっかけに、マヒドン大学理学部との交流が活発になることが期待されます。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
マヒドン大学理学部の先生と
マヒドン大学理学部の先生と
記念品の交換を行う小林教授(右)
記念品の交換を行う小林教授(右)
講演する内田講師
講演する内田講師