国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.109

チュラロンコン大学理学部にてセミナー開催(第5回)

 3月10日午前、チュラロンコン大学理学部において、Chulalongkorn Oita University Research Collaboration Seminarを開催しました。チュラロンコン大学とのセミナー開催は、2022年8月に続き5回目となります。大分大学からは、医学部感染予防医学講座小林隆志教授が、“Zika virus infection exacerbates Experimental Autoimmune Encephalomyelitis by attracting pathogenic Th17 cells to the brain”(「ジカウイルス感染症は病原性Th17細胞を脳に引き寄せることで実験的自己免疫性脳脊髄炎を悪化させる」)のタイトルで研究発表を行い、続いて大分大学バンコクオフィス担当の内田智久講師が、“Overview of Ph.D. program with MEXT scholarship in Oita University”(「大分大学における文部科学省奨学金による博士課程プログラム」)として、大分大学博士課程留学についての情報提供を行いました。また、チュラロンコン大学理学部から、2名の若手研究者の発表が行われました。
 チュラロンコン大学理学部からは、現在1名の学生が大分大学医学部博士課程に留学するなど、活発な交流が行われています。また、チュラロンコン大学医学部とのダブルディグリー制度についての検討も開始され、両大学間での交流が広がっています。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
タナパット教授(左)と小林教授
タナパット教授(左)と小林教授
講演する内田講師
講演する内田講師