国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.110

マヒドン大学シリラート病院から医学生受け入れ

 タイ国立マヒドン大学シリラート病院から、医学科2年生のNath WareewanichさんとAtsuki Matsuzawaさんを、令和5年4月4日から5月9日まで短期留学生として大分大学医学部にて受け入れました。この交流は、平成27年8月24日に締結した本学とマヒドン大学(タイ王国)の大学間交流協定に基づき実施したものであり、昨年に続いての受け入れとなりました。
 Nathさんは感染予防医学講座(小林隆志教授)において、Atsukiさんは細胞生物学講座(花田俊勝教授)において、最先端の医学研究についての実践的な指導を受け学術交流を図るとともに、大学院生、医学生等との交流を行いました。また、救急医学講座(安部隆三教授)のご配慮により、救急措置の体験実習、ドクターヘリの視察も行い、さらに、博士課程在籍中のタイ人留学生とともに別府等を観光し、大分の文化・自然に触れる体験もできました。留学の最後には、「タイでは触ったことのない実験器具を使って実験できたのは、素晴らしい経験になった。大分大学の先生方はとても親切に接してくれて、帰国するのがとても名残惜しい。後輩たちにも大分大学への留学を強く勧めたい」と感想を述べてくれました。
 本留学の実施にあたり、バンコクオフィスでは、訪日ビザの取得、滞在先の確保、受け入れ講座の調整、滞在中の大分での生活サポート等を行いました。


 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
猪股医学部長(右)と
猪股医学部長(右)と
小林教授(左)、花田教授(右)らと
小林教授(左)、花田教授(右)らと
ドクターヘリ視察(安部教授)
ドクターヘリ視察(安部教授)
ミニセミナー(内田講師)
ミニセミナー(内田講師)