国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.111

オリンパスタイランド訪問

 オリンパスタイランド本社を大分大学バンコクオフィス担当の内田講師が訪問し、山本社長、内視鏡担当の得田氏、外科系担当の荻原氏と懇談・意見交換を行いました。オリンパスタイランドとは、バンコクオフィスが開設される2015年以前から協力関係にあり、中でもメコン地域(タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマー、ラオス)における内視鏡外科手術の普及・促進を目指すNPO法人「MESDA(Mekong Endo-Surgery Development Association)」の活動では、オリンパスタイランドの研修施設T-TECが教育やトレーニングの重要な拠点の一つとなっています。
 今回の訪問では、まずオリンパスタイランドのタイにおける重点事業について説明を受けました。特に、非常に高いシェアを獲得している消化器内視鏡分野に加えて、今後は泌尿器、呼吸器分野での事業を拡充していきたいとの方針で、タイは非常にポテンシャルを持った市場であることを伺えたのは印象的でした。その後、大分大学バンコクオフィスの活動について改めて説明しました。日本式医療の海外展開のサポートは、大分大学バンコクオフィスの活動の大きな柱の一つであり、これまでオリンパスタイランドとは、消化器内科医、消化器外科医育成などの点で協力体制を築いてきました。オリンパスタイランドと大分大学バンコクオフィスとは、優れた日本式医療の海外展開を通して、タイをはじめとした近隣諸国に安心・安全な医療を提供するため今後も協力していくことで一致しました。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
左から荻原氏、山本社長、内田講師、得田氏、Pat氏(MESDA担当)
左から荻原氏、山本社長、内田講師、得田氏、Pat氏(MESDA担当)