国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.8

第3回日タイ内視鏡トレーニングコース-応用編-をサポートしました

 1月25日から27日,本学医学部において「The 3rd Japan-Thailand collaboration program for advanced endoscopic surgery training course」が開催されました。この事業は,タイで内視鏡外科手術の手技の向上を図るプロジェクトで,JICAとの共同事業として消化器・小児外科学講座の医師が指導に当たりました。第1回,第2回はタイの首都バンコクで行われ,第3回目の今回は本学に受け入れての実施となりました。
 タイから若手外科医12名が来日し,最先端の内視鏡外科(腹腔鏡手術)についての実践的な講義と手術室で実際の手術を見学しました。参加者は,バンコクをはじめとしてチェンマイ(北部),ナコンシータマラート(南部)などタイ全土から集まっており,帰国後は持ち帰った知識・技術をタイ各地で広めてくれることが期待されます。参加者の一人は,「本コースは若手外科医の中で非常に人気が高く,今回大分で研修を受けられてとてもうれしい」と述べていました。
 大分大学バンコクオフィスでは,この事業に協力し,博士課程で学ぶタイ人留学生PhawineeさんとWarindaさんと共に,スムーズな研修が受けられるようサポートを行いました。本事業で学んだ研修生の皆さんが,今回得た知識を活用してタイでさらに活躍することを願っています。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
研修生に挨拶する猪股消化器・小児外科学教授
研修生に挨拶する猪股消化器・小児外科学教授
研修生の皆さん
研修生の皆さん
SOLINラボにて研修生の皆さんと
SOLINラボにて研修生の皆さんと
Welcome dinner での集合写真
Welcome dinner での集合写真