6月13日，在タイ日本国大使館広報文化部多目的ホールにおいて開催された，第7回在タイ日本大学連絡会（JUNThai）に本学内田助教が出席しました。JUNThaiはタイ国内に連絡事務所を含む海外拠点事務所やセンターを設置している日本の大学間での情報交換，活動の相互連携，タイの大学へ向けての情報発信，そして現地に勤務する教職員の親睦を図るための組織で2015年1月に第1回の会合が持たれ，約3ヶ月に一度開催され今回が7回目になります。
　今回は，第1部として「産学連携」をテーマに，芝浦工業大学国際部次長　杉山　修氏「GTIコンソーシアム」について，明治大学ASEANセンター長　小沼　廣幸氏「明治大学のタイにおける産学連携と国連との協力」の講演がありました。
　講演の質疑応答の中で，司会者から「JUNThai参加大学で産学連携の実例があれば紹介してほしい」との要請があり，東九州メディカルバレー構想により推進している血液浄化関連企業との取り組みや，オリンパスとの内視鏡普及事業，エイビス社がタイで進める介護事業との連携について，大分大学バンコクオフィスの取り組みを実例として紹介する機会を得ました。
　第2部では議事が行われ，新規参加大学の紹介や，JUNThaiの情報発信の方法等について議論がなされました。 大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動(研究，学生交流，その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス（tomohisa@oita-u.ac.jp）までお問い合わせ下さい。