国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.19

「みまもりシステム」エイビス(株)実証試験オープニングセレモニー出席

 7月25日にエイビス社がバンコク東部Banphaeo病院でJICA事業として推進する「みまもりシステム」実証試験のオープニングセレモニーに,本学医学部の内田助教が出席しました。セレモニーには,吉武社長,JICAから鍛冶澤氏,Banphaeo病院Pornthep院長ほか関係者が参加しました。
 タイにおいても急速に高齢化社会が到来しており,地域で介護を担う現状には限界がきているため,先手を打って新たなシステムを導入する必要性が指摘されています。その中で,エイビス社の「みまもりシステム」は,IT技術を活用した介護支援システムであり,介護者の負担を軽減することが実証され,タイにおける応用が期待されています。
 今回のタイBanphaeo病院における実証実験では,実際に使って見て初めて分かる問題点・可能性を現地において明らかにし,タイのニーズへの適応やシステムの改善点に結びつける取り組みです。今後1か月間エイビス社から社長はじめ3名が現地に滞在し,実証実験を行います。大分大学バンコクオフィスでも,東九州メディカルバレー構想にも関連したエイビス社の取り組みを側面から支援し,円滑なプロジェクト展開を目指します。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
会場入り口に掲げられた「みまもりしすてむ」<br>説明図
会場入り口に掲げられた「みまもりしすてむ」
説明図
中央:吉武社長,中央左:鍛冶澤様(JICA),<br>中央右:Pornthep院長
中央:吉武社長,中央左:鍛冶澤様(JICA),
中央右:Pornthep院長