国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.26

第2回MESDAセミナー開催

 11月22日,23日オリンパスタイランド研修施設(T-TEC)及びチュラロンコン大学医学部にて,Mekong Endo-Surgery Development Association (MESDA)第2回セミナー,腹腔鏡外科手術トレーニングコース(基礎編)が開かれました。カンボジア,ラオス,ミャンマー,タイ,ベトナムらメコン地域諸国の低侵襲治療の普及と技術向上を目的として作られたNPOであるMESDAの第2回セミナーです。本学からChairmanの北野学長と,Committee memberであるバンコクオフィスの医学部内田助教が参加しました。
 第1日目は,T-TECにおいて講義とシミュレーターを用いた実技演習,2日目にはSoft cadaverを用いたより実践的な実習が行われました。チュラロンコン大学のSoft cadaverは質が非常に高く,実際の手術と同様の手技を学ぶことができ,参加者の若い外科医は積極的に研修に取り組んでいました。
 今回から講師の派遣に関して,「アジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム」の枠組みで慶応大学医学部の和田講師に参加していただき,MESDAをサポートするオールジャパンの体制が確立されました。
 2017年度には,4回のMESDAセミナーが開催されることも決定され,メコン諸国の内視鏡外科手術の手技向上に積極的な役割を果たしていきます。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
第2回MESDAセミナーで挨拶をする北野学長
第2回MESDAセミナーで挨拶をする北野学長
セミナー講師の先生方
セミナー講師の先生方
セミナー参加者と講師の先生方
セミナー参加者と講師の先生方