国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.63

マヒドン大学シリラート病院からの医学生受入れ

 平成27年(2015)8月24日に締結した本学とタイ王国のマヒドン大学と大学間交流協定に基づき,5月28日から6月22日まで,マヒドン大学医学部2年生の2名を本学医学部にて受入れました。
 マヒドン大学シリラート病院側から基礎研究研修の要望があったため,細胞生物学講座の花田俊勝教授と感染予防医学講座の小林隆志教授のもとで基礎医学研究の手法や理論について学び,学術交流を行いました。学生たちは,両講座の先生方やスタッフから多くのことを学び,大変充実した研修になりました。また,本学の医学部生との交流も積極的に行われ,週末は同世代の医学部生との交流を通して,文化的理解も深めることができました。4週間の研修を終えた2名の学生は「大分大学で過ごした時間は貴重な時間になった。また機会を作って大分を訪問したい。」と話していました。
 マヒドン大学シリラート病院からの学生の受け入れは,今回が初めてでした。訪日ビザの取得,大分での生活のサポート,研修内容の調整等をバンコクオフィスにて行いました。研修を終えた学生が満足して帰国したことはバンコクオフィスにとって大変嬉しいことであり,また,すでに来年の受入れ要請も来ており,日タイ交流の輪をさらに広げる事業に邁進したいと考えています。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
北野学長,花田教授,小林教授との懇談
北野学長,花田教授,小林教授との懇談
守山医学部長との懇談
守山医学部長との懇談
懇親会で本学の学生とともに
懇親会で本学の学生とともに