国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.65

在タイ日本国大使館 久芳書記官を訪問

 9月13日,在タイ日本国大使館に,4月に着任された久芳一等書記官を訪問し,大分大学バンコクオフィスの4つの活動の柱である,学生交流・医療人育成・産業界との連携・研究について説明しました。
 学生交流では,タイにおける本学との交流協定校が,マヒドン大学,チェンマイ大学,コンケン大学,チュラロンコン大学医学部,ラチャウィティ病院であること,さくらサイエンスプランを活用したタイの高校生受入れを行っていること,現在本学医学部で3名の博士課程大学院生が学んでいること等を説明しました。
 医療人育成では,JICA事業「タイ国アドバンス内視鏡外科手術普及促進事業(2015-17)」を実施したこと,Mekong Endo-Surgery Development Association(MESDA)を設立し,タイ人ならびにメコン地域の若手外科医の育成に取り組んでいること,指導医派遣システムのアジア内視鏡人材育成支援大学コンソーシアム(UCDELSA)や,病院コンソーシアム(HCDELSA)により,組織的な専門講師派遣を行っていること等を説明しました。
 産業界との連携では,東九州メディカルバレー構想に基づく透析関連企業との連携や,内田助教が盤谷商工会議所ヘルスケア委員会委員に就任していること等について説明しました。
 将来的には,医学部医学科への学生受入れを目指しており,国費留学生制度との連携についてもご理解いただき,今後も密な情報交換を行い,これまで培った在タイ日本国大使館との関係をより強化し,日タイの発展に寄与することを確認しました。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。