国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.70

第9回MESDAセミナー,JSES/MESDA/TAKUMIジョイントハンズオントレーニング開催

 9月13日,14日に,オリンパスタイランド研修施設(T-TEC)ならびにチュラロンコン大学医学部にて,Mekong Endo-Surgery Development Association(MESDA)第9回セミナー,“Focus on early Esophageal and Gastric Cancer”が開催されました。カンボジア,ラオス,ミャンマー,タイ,ベトナム等メコン地域諸国の低侵襲治療の普及と技術向上を目的として作られたNPOであるMESDAの第9回セミナーです。本MESDAセミナーとジョイントで,9月15日にJSES/MESDA/TAKUMIジョイントハンズオントレーニングがチュラロンコン大学医学部にて開催され,日本から特別講師として,JSES渡邊昌彦理事長,札幌医科大学竹政伊知朗教授,虎の門病院黒柳洋弥先生,がん研有明病院小西毅先生に,大学コンソーシアム(UCDDELSA),病院コンソーシアム(HCDELSA)の枠組みでご参加いただきました。
 本学からはChairmanの北野学長,Committee memberであるバンコクオフィス内田助教が参加しました。9月13日は,T-TECにて専門家による講義とシミュレーターによるトレーニング,14日にはチュラロンコン大学医学部でSoft cadaverを用いた実践的な研修が行われました。15日には,JSES/MESDA/TAKUMIとして日本の若手受講者のためのセミナーが開催され,より高度な手術手技の研修を行いました。また,関東経済産業局が主導するMedical TAKUMI Japanプロジェクトとの共催で,技術と機器を連動させたパッケージ展開を目的としたプロモーション,参加日本企業の機器展示も行われました。今回のセミナーでMESDAの活動も9回目を迎え,初の試みであるJSES, Medical TAKUMI Japanとの共催も成功裡に終了しました。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
北野学長による挨拶
北野学長による挨拶
日本からの講師の先生方
日本からの講師の先生方
参加者記念撮影
参加者記念撮影
機器展示の様子
機器展示の様子