国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.80

第11回MESDAセミナー開催

 3月7日,8日,オリンパスタイランド研修施設(T-TEC)ならびにマヒドン大学シリラート病院にて,Mekong Endo-Surgery Development Association(MESDA)第11回セミナー,“Encounter Difficulty in Surgery”が開催されました。カンボジア,ラオス,ミャンマー,タイ,ベトナムらメコン地域諸国の低侵襲治療の普及と技術向上を目的として作られたNPOであるMESDAの第11回セミナーです。
 今回の特別講師として,本学国際医療戦略研究推進センターの太田正之教授に,大学コンソーシアム(UCDDELSA)の枠組みで参加いただき,バンコクオフィスにも立ち寄っていただきました。
 MESDA理事長の北野学長,バンコクオフィスの内田助教も参加しました。3月7日は,T-TECにて専門家による講義とシミュレーターによるトレーニングが,8日にはマヒドン大学シリラート病院でSoft cadaverを用いた実践的な研修がおこなわれました。
 MESDAセミナーは開催が10回を超え,現地のOrganizing Committeeが機能してきており,講師陣にアジアの中堅・若手医師が登用されるなど,アジアにおける医療人材育成の好循環が育ってきているのが印象的でした。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
北野学長による挨拶
北野学長による挨拶
太田教授による講演
太田教授による講演
バンコクオフィスにて太田教授と内田助教
バンコクオフィスにて太田教授と内田助教
セミナー参加者全員で記念撮影
セミナー参加者全員で記念撮影