国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.82

チュラロンコン大学医学部(タイ王国)へ医学部学生が短期留学

 医学部では,4年次に約2ヵ月間,医学部の講座・研究室あるいは学外研究施設で研究を実際に行いリサーチマインドを涵養する研究室配属を実施しています。この4月から本学医学部とタイ王国 チュラロンコン大学医学部との学部間交流協定に基づき,医学部医学科生1名がチュラロンコン大学医学部への短期留学を開始しました。
 チュラロンコン大学はタイで最も権威のある大学の一つで,研究面においても今後の発展が最も期待される大学です。学生の受入れは,バンコクオフィス担当の内田助教と長年交流のある,医学部病理学のDr. Naruemonが引き受け,日本とタイの胃がんの分子発現の違いを研究する予定です。滞在期間中は,研究交流のみならず,チュラロンコン大学医学部の学生との交流や,タイでの生活を通した文化的な理解も進むことが期待されます。
 チュラロンコン大学医学部への医学生派遣は今回が初めてで,研究内容の打ち合わせ,渡航ビザ取得の相談,現地生活アドバイス等のサポートをバンコクオフィスが行いました。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
Dr. Naruemon(右)と学生(左)
Dr. Naruemon(右)と学生(左)
国際交流部門でレジストレーション
国際交流部門でレジストレーション