国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.83

第3回大分大学-チュラロンコン大学医学セミナー開催

 5月21日,チュラロンコン大学理学部にて,第3回大分大学-チュラロンコン大学医学セミナーが開催され,本学バンコクオフィスの内田智久助教が演者として出席しました。演題は「Characteristics of Helicobacter pylori related diseases in Asia」で,ピロリ菌感染のアジアでの現状や,日タイのピロリ菌感染胃がんの発症メカニズムの違いなどについての講演でした。セミナーに参加したチュラロンコン大学理学部の研究者や大学院生と活発な質疑応答があり,有意義なセミナーとなりました。
 講演会後は,主催者であるチュラロンコン大学理学部のTanapat先生,国際担当のNaraporn教授とともに,現在手続きを進めている本学医学部とチュラロンコン大学理学部の交流協定(MOU)締結について進捗状況を確認しました。MOU締結により,研究室配属などで本学の学生をチュラロンコン大学理学部に派遣したり,チュラロンコン大学理学部の学生を受け入れたりするなど,交流の活発化が期待されます。

 大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
講演をおこなう内田助教
講演をおこなう内田助教
Tanapat教授から記念品贈呈
Tanapat教授から記念品贈呈