6月25日，タイ日本国大使館広報文化部多目的ホールにおいて開催された，第19回在タイ日本大学連絡会(JUNThai)に本学の内田助教が出席しました。
　第1部の講演会では，泰日工業大学学長室の水谷光一氏による「TNIが受け入れる日本人学生の泰でのインターンシップ事例」，Managing Director A21 Consultant Co.,Ltd. のDr. Surasak Taweesilp氏による「バンコクの都市鉄道の現状と課題」の2題の講演が行われました。
　第2部の連絡会では，主にこれまでワーキンググループで議論されていた5番目の幹事校設置について，協議を行いました。タイ国内で，JUNThaiは日本の複数の大学で構成された組織であると認識されている。一方で，外部との相談・問い合わせ等に対応する事務局がない等の問題点が浮かび上がってきています。そこで，現行の持ち回りの4大学の幹事制に加えて，（常任）幹事を置き，事務局の機能強化を図ることを目的とした議論が重ねられてきました。今回のJUNThaiでは，京都大学の機関承認が得られ，5番目の幹事校（常任幹事校）を担う意向があることが報告されました。
　今年3月まで，JUNThaiの幹事を務め，対外的な応対が想像以上に多く，幹事が一年間の持ち回りであるが故に情報の引き継ぎが十分でなく，一貫した対応が取りにくい等の問題点があり，改善が必要だと実感していたため，今回，新たに京都大学が（常任）幹事を引き受けて下さることは，JUNThaiの機能強化という点で非常に前進したと感じています。

　大分大学バンコクオフィスでは，タイならびに周辺諸国での活動（研究,学生交流,その他）を支援しています。お気軽にバンコクオフィス（tomohisa@oita-u.ac.jp）までお問い合わせ下さい。