国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.165

チュラロンコン大学理学部訪問

 2025年6月24日、バンコクオフィス担当の内田智久講師が、また同年8月25日には医学部感染予防医学講座の小林隆志教授と内田講師が、タイ王国の首都バンコクにあるチュラロンコン大学理学部のTanapat(タナパット)教授を訪問しました。
 チュラロンコン大学理学部とは、これまでに学生の相互受入を通じた交流を行っており、昨年からは大分大学医学部の学生が短期留学プログラムにより留学するなど、近年、交換留学や学術連携が活発に進められるようになっています。
 6月24日の訪問では、Tanapat(タナパット)教授とダブルディグリープログラム(Double Degree Program)導入に向けた具体的な協議を行いました。また、8月25日の訪問では、理学部においてセミナーが開催され、小林教授が「The role of chemokine signaling in multiple sclerosis: Focus on CCR1, CCR2 and CCR6 signaling」と題する講演を行い、続いて内田講師が「Overview of PhD program with MEXT scholarship in Oita University」と題して、大分大学における博士課程およびMEXT(文部科学省)奨学金制度について紹介しました。講演後には、今後のダブルディグリープログラムの実施に向け、具体的な意見交換が行われ、両大学の連携をさらに強化するための方向性が確認されました。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
セミナー参加者全員と
セミナー参加者全員と
理学部の先生方と
理学部の先生方と
小林教授の講演
小林教授の講演
Tanapat教授(右端)と
Tanapat教授(右端)と