国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.168

マヒドン大学シリラート病院救命救急センター訪問

 2025年8月21日、医学部の小林隆志教授と大分大学バンコクオフィス担当の内田講師が、タイ・バンコクにあるマヒドン大学シリラート病院救急医学講座を訪問し、Nattakarn Praphruetkit(ナッタカーン・プラフルートキット)教授、Wasin Pansiritanachot(ワシン・パンシリタナチョット)先生、Wansiri Chaisirin(ワンシリ・チャイシリン)先生と面会しました。
 面会では、シリラート病院救急医学講座と大分大学医学部との教育・臨床交流の推進について意見交換を行いました。特に、大分大学医学部の学生がシリラート病院救急医学講座で研修を行う可能性について前向きな検討がなされました。また、Wansiri Chaisirin先生はかつて大分大学医学部救急医学講座安部隆三教授の下で学んだ日本留学経験者ということもあり、今回の訪問を通じて、両大学の人的ネットワークが一層強化されました。
 面会後には、シリラート病院の救命救急センター内を見学し、施設や教育体制、臨床現場の実際の様子について説明を受けました。充実した医療・研究・教育体制を擁していることが伺われ、今後、学生・教員双方の交流を通じて、実践的な救急医療教育の連携がさらに進展することが期待されます。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
救命救急医らと
救命救急医らと
Nattakarn Praphruetkit教授と
Nattakarn Praphruetkit教授と