国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.169

バンコク病院ラヨン院長Dr. Wasuと面会

 2025年9月9日、タイ王国バンコク市内にてバンコク病院ラヨン院長 Dr. Wasu Rijiranuwatr(ワス リジラヌワット)氏と面会しました。Dr. Wasuは、2025年2月18日にタイを代表する民間医療グループであるBangkok Dusit Medical Services(BDMS)のKongkiat(コンキアット)CEOらとともに大分大学医学部を訪問しました。その際、大分大学と交流を進めていきたいとの意向が示され、それを契機に今回の面会が実現しました。
 当日の意見交換では、Dr. Wasuより、大分大学医学部が有するロボット手術技術への高い関心や、医師派遣等を含む実践的な交流の希望が示されました。これに対し、大分大学側からは今後、両機関の連携を発展させていくことを視野に、消化器外科との協議を進めること、および大分大学バンコクオフィスとして継続的なサポートを行う方針を伝え、方向性が確認されました。
 今回の面会は、タイの民間医療機関との連携強化に向けた重要な一歩であり、日タイ間の医療技術交流のさらなる展開が期待されます。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽に tomohisa@oita-u.ac.jp までお問い合わせ下さい。
Dr. Wasuと
Dr. Wasuと