新型コロナウイルス感染症への対応について新型コロナウイルスワクチン接種について

新型コロナウイルスワクチン接種について

令和3年(2021年)9月15日
 

学生の皆さんへ

 

新型コロナウイルスワクチン接種について
 

 現在の新型コロナウイルスの感染状況については,感染力の強い変異株の出現と拡大により,本学学生の感染者の中にも数日間高熱が続き,快復後も影響が残るという場合も見られています。これまでの対策のみでは,体質や持病のせいでワクチンを接種できない未接種者を感染,重症化するリスクから守ることができなくなってきています。
 同じように感染力の強い麻疹(はしか)ではワクチン接種率90%以上が,集団免疫の得られる目安とされています。授業や課外活動を新型コロナウイルスの流行前の状況に少しでも近づけるためには,ワクチン接種が非常に重要な条件となります。先日の本学でのワクチン接種会場を報道した新聞記事にも接種を終えた学生からの,「これでやっと対面で授業を受けることができる」という感想が掲載されました。
 変異株の流行など今後も感染状況の推移は予測が困難な状況ですが,これまで通りの感染予防策に加え,最大の防御策はやはりワクチン接種であることに間違いはありません。「個人を守る」という視点だけでなく「社会を守る」という視点を持って,ワクチンに対する正しい理解の下,積極的なワクチン接種をお願いします。

「ワクチンが接種できない人を新型コロナウイルスから守り,集団免疫を達成するためにも,進んでワクチンを接種しましょう!」
 

   
国立大学法人大分大学長
北 野 正 剛