国際交流大分大学海外事務所 活動報告vol.93

マヒドン大学シリラート病院から医学研修生受入れ

 マヒドン大学医学部シリラート病院(タイ王国)を、感染予防医学講座小林隆志教授と大分大学バンコクオフィス担当の内田智久助教が訪問しました。マヒドン大学医学部シリラート病院からは、今年6月に医学部3年のDarinornさんを短期留学生として受け入れ、小林教授の下で医学研究の基礎を学ぶとともに大分大学の医学部生と交流しました。(記事参照
 今回は、Prasit Watanapa医学部長を表敬訪問しました。Prasit医学部長からは、Darinornさんをコロナ禍にもかかわらず受け入れたことに感謝の意が示され、短期留学が非常に充実した内容であったことを高く評価していただきました。大分大学とマヒドン大学間の交流を継続し、さらに活発かつ有意義なものに発展させていきたいとのコメントをいただきました。
 国際交流担当のWanitpongpan副学部長、国際交流課のYanisa Chuangcham氏と、Darinornさんを交えた意見交換会では、今後の交換留学生の受け入れ計画について話し合いが持たれ、これまで継続してきた2年生の基礎研究に関連した短期留学に加え、高学年の臨床実習に参加するプログラムについて検討してほしいとの要望をいただきました。また、マヒドン大学医学部シリラート病院で大分大学の学生を受け入れる事も可能であることが示唆され、今後研究室配属の派遣先として検討していくことになりました。
 大分大学に留学した学生のフォローアップは、大分大学への留学情報発信の観点からもバンコクオフィスの重要な役割の一つです。マヒドン大学医学部シリラート病院との学生交流が継続したものになるよう、大分大学バンコクオフィスとして尽力しようと思いを新たにしました。今回、2年半ぶりに現地でバンコクオフィスの活動が再開できたことをうれしく思い、国際交流の重要性を再認識する訪問となりました。

 大分大学バンコクオフィスでは、タイならびに周辺諸国での活動(研究、学生交流、その他)を支援しています。お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
(右から)Wanitpongpan副学部長、<br />Prasit医学部長、小林教授,内田助教
(右から)Wanitpongpan副学部長、
Prasit医学部長、小林教授,内田助教
Wanitpongpan副学部長、小林教授、<br />内田助教,Darinornさん
Wanitpongpan副学部長、小林教授、
内田助教,Darinornさん
バンコクオフィス前で
バンコクオフィス前で