お知らせトピックス2017-024

【大分大学 バンコクオフィス活動報告】Subcon Thailand 2017で講演

 タイ投資委員会 - BOI : The Board of Investment of Thailandからの依頼を受け,5月17日から20日にバンコク国際展示場BITECで開催されたSubcon Thailand 2017において,本学の内田智久助教が,“Medical Technology partnership between Japan and Thailand: Case study of Oita University and Mahidol University”のタイトルで講演を行いました。
 Subcon Thailand 2017は,産業部品およびビジネスマッチングに関する,ASEAN地域最大のSubcontracting(裾野産業)向け大型展示会であり,タイ国内および海外,特にASEANや日本の企業をリンクさせることにより,ビジネスパートナーシップおよびマッチメイキングを確立するための見本市です。BOIの重点政策分野として,医療機器部門の振興が掲げられており,今回上記テーマで講演する機会を得ました。
 講演では,マヒドン大学シリラート病院やチュラロンコン大学医学部との医療技術協力,JICAの支援の下におこなわれている低侵襲外科技術指導,NPO法人MESDA(Mekong Endo-Surgery Development Association)を通じておこなっている腹腔鏡外科手術の普及活動,さらには東九州メディカルバレー構想の概説とともに,血液浄化分野におけるタイ人医師,医療技術者の育成について本学を中心とした人材育成の取組を説明しました。また,2015年8月に開設した本学のバンコクオフィスについて,オフィスが掲げる4つの重点領域(医療分野での人材育成・医学生,医師,医療関係者の人的交流・タイに進出する医療関係企業へのサポート・タイとの共同研究)について説明しました。
 タイBOIは,バンコクオフィスの医療面での活動に関心を寄せており,今後とも,タイの医療産業育成・発展に力を貸してほしいとのコメントを頂きました。

*大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。
 お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。


▶大分大学「バンコクオフィス」活動報告はこちら

タイBOI Deputy Secretary General Mr.Choledee氏<br/>(左から2人め),前川佳徳前大阪産業大学教授<br/>(左から3人め)たちと
タイBOI Deputy Secretary General Mr.Choledee氏
(左から2人め),前川佳徳前大阪産業大学教授
(左から3人め)たちと
講演する内田助教
講演する内田助教