お知らせ第119回学長記者会見

第119回学長会見

日時
2015-10-29
場所
大分県庁県政記者室
第119回学長会見

(事項1)大分大学学園祭「第4回 蒼稜祭」開催

 本学学園祭運営委員会は,10月30日(金)から11月1日(日)までの3日間,旦野原キャンパスにおいて,「喜(怒哀)楽~きらく~」をテーマに大分大学学園祭「第4回 蒼稜祭」を開催します。
 本学は,地域社会との連携協力を従来にも増して推進し,地域の活性化に貢献することを大学運営の基本方針としています。
 そのためには,教育研究面での連携協力はもとより,本学学生を含めた大学の全構成員が積極的に地域社会との交流を深めることが何よりも重要です。
 蒼稜祭の開催にあたり,本学の学生が勉学やサークル活動等の多方面にわたる学生生活の一端を地域の皆さまにご披露し,ご指導と励ましをいただくことで,地域社会の一員としての自覚を深め,地域に根ざす大分大学の学生として,さらに成長・飛躍する機会となることを期待しています。


(写真:昨年度の学園祭の様子)

「第4回 蒼稜祭」の詳細はこちらから

(事項2)大分大学開放イベント2015 ~地域社会とともに~

 本学では,地域社会との連携・協力を推進するため,大学の研究活動やその成果を広く公開し,一般の方が気軽に訪問できる大学づくりに努めるよう大学開放を行います。

 特別企画として,「新しい学部、福祉健康科学部の目指すもの~地域包括ケアの新しい一歩を求めて~」と題し,平成28年4月に新設される福祉健康科学部 設置室長の衣笠一茂(きぬがさ かずしげ)教授の講演を行います。
 その他にも,部局企画として各学部・共同教育研究施設等から47企画,協賛企画として自治体・企業等から9企画が出展されます。
 また,永久磁石モータの作成・ペーパークラフトでの4足歩行ロボット製作などの,楽しいものづくり体験や,大分の郷土料理・留学生がつくる世界の料理の販売,本学各学部・センター等の研究成果の展示など多くの催しがあり,年齢・性別を問わず楽しんでいただける内容となっています。



「大分大学開放イベント2015 ~地域社会とともに~」の詳細はこちらから

(事項3)「大分大学ホームカミングデー2015」開催

 本学では,11月1日(日),「大分大学ホームカミングデー2015」を開催します。
 この催しは,本学同窓生等に大学の現状を見学していただくとともに,本学への意見・提言等をいただく場を設け,同窓生等と本学との絆を深めることにより,協力・連携関係を築き,併せて,各同窓会会員相互の交流を推進することを目的としています。

 本学と同窓生との交流会は,国立大学法人化を機に平成17年度から11回開催(県内で7回,県外で4回)しており,これまでに各学部等の同窓会から会員約1,600名が参加しています。
 今回は,同日開催中の大学開放イベント及び学園祭にも参加していただき,懐かしい母校の今の様子を見学した後,16時30分から交流会と懇親会を開催します。
 なお,本年4月に「大分大学同窓会連合会」を設置したこと,また,名誉教授や職員OBも参加し,同窓生の方々と広く旧交を温めていただくことを目指して 「大分大学と同窓生との交流会」は今年度より「ホームカミングデー」と名称を変更して開催します。 「大分大学同窓会連合会」は下記の6つの同窓会を会員とする連合組織です。

・豊友会(教育福祉科学部)
・一般財団法人四極会(経済学部)
・玉樹会(医学部医学科)
・桜樹会(医学部看護学科)
・翔工会(工学部)
・九峰会(福祉社会科学研究科)

(事項4)第19回 大分大学福祉フォーラム開催

 本学福祉科学研究センターでは11月7日(土)に第19回大分大学福祉フォーラムを開催します。
 高齢化と人口減少,グローバル競争が進む中,各地で地域社会の存続が危ぶまれ始めています。しかしその一方で,家族や職場のあり方が変わり,次世代を育み仕事を創りだす地域社会の重要性は逆に増しています。
 大分県ではアートによるまちづくりが各地で進められています。本フォーラムでは,それを観光の振興やまちのにぎわいづくりにとどまらず,新たな社会を拓くための多様性を編みこみ,寛容を醸し出し,想像力を育む「コミュニティの編み直し」につなげるための取り組みについて多様な視点から考えることを目指します。
 なお,第19回大分大学福祉フォーラム関連企画として,「アートと福祉 さまざまな大分の取り組み展(11月7日)」,「大分企画トークセッション(11月8日)」,およびアートミーツケア学会との共催企画など多数の催しが行われます(添付資料参照)。



「第19回大分大学福祉フォーラム」の詳細はこちら
関連企画の詳細その1
関連企画の詳細その2

(事項5)「カルト団体等による不審な勧誘から学生を守るための基本的な方針」の策定について

 本学は,すべての学生が安心して安全に学生生活を過ごすことができるよう,カルト団体等による不審な勧誘やそれに伴う被害の予防対策に努めるとともに,個別に支援が必要な学生に対しては,適切に対応を行うための基本的な方針を策定しました。
 なお,この方針と具体例を盛り込んだ注意すべきポイントについて本学ホームページに掲載し,学生に周知しています。

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その他の情報

(事項1)~九州の「知」が集結!~ 九州地区の大学図書館が合同で「Library Lovers'キャンペーン2015」を開催

 知的交流・創造の場としての図書館の魅力を学生に伝え,図書館の活用の促進・読書活動の推進を図ることを目的として,大分大学学術情報拠点(図書館)では,九州地区の国公私立大学および高等工業専門学校図書館合同で行われる「Library Lovers’キャンペーン2015」を実施します。
 今回は,当キャンペーン参加館合同で行うメイン企画「ブックレシピ-本を,料理しろ。」のほか,本学オリジナル企画として,「ビブリオバトル」など,異分野への興味・関心を広げる多様な企画を実施します。

Library Lovers'キャンペーン
 大学図書館は,研究資料の提供の場ですが,それだけではなく,様々な分野の知に触れ,自分の興味の幅を広げることのできる,とても貴重な場です。
 このキャンペーンは,学生に「図書館を好きになってもらいたい」「図書館を,様々な本や知識,そして人との出会いの場にしたい」というコンセプトのもと,九州地区の国公私立大学・高専図書館が共同で行うイベントです。

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(事項2)大分大学活き²プロジェクト"分大Switch On"地域ニーズ 実施テーマ決定

 大分大学活き²プロジェクト“分大Switch On”は,学生が自ら企画・運営するプログラムについて,かかる活動資金を大学がサポートするもので,学生の企画・運営能力の向上と,学生たちの活動が大学や地域社会の活性化につながることを期待し,運営を始めて9年が経過しました。
 本プロジェクトは,学生たちの発案を基本としていますが,地域社会の活性化をより効果的に推進するため,あらかじめ地域の皆さまの声をお聞きする「地域ニーズ」のカテゴリを設け,本学の学生に取り組んでほしい企画テーマを公募しています。

 今年度応募のあった8件のテーマから,一般の審査員も交えた審査の結果,今年度は下記2件についての実施が決定しました。

●テーマ① 「オーガニックフェスタ in おおいた」
 申請者名 NPO法人おおいた有機農業研究会
活動内容 今年で2回目の開催となるオーガニックフェスタ(12/5開催予定)に参加し,大分の『有機農業』について,若い世代にも関心が広がるようなイベントを目指します。本学学生は当フェスタのテーマである「種」を使用したワークショップに参加します。

●テーマ② 「里山森林地域を活用した地域の活性化」
 申請者名 大分市商工農政部産業振興課
活動内容 大分市内8か所の豊かな自然環境を活用した森林セラピーロードのうち,おしどり渓谷の「青少年の森」池周辺を散策し,小学生を対象に年2回ものづくり教室を開催します。

(事項3)平成27年度「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」事業

 この「ひらめき☆ときめきサイエンス~ようこそ大学の研究室へ~KAKENHI」事業は,独立行政法人日本学術振興会が科学研究費補助金による研究成果の社会還元・普及事業として公募しているもので,今年度は,本学教育福祉科学部の都甲由紀子准教授と,工学部の長屋智之教授の企画が採用されました。


 都甲准教授は,高校生を対象にして,ブータンと雲南省に住む民族の衣生活染色と刺繍の実習中心に文化と科学の両面から体験的に学ぶプログラムを実施します。






 長屋教授は,高校生を対象に,簡単な液晶ディスプレイ製作と光学実験を通じて「液晶ってなに?液晶テレビはなぜ映るの?」という疑問に答えます。また,液晶に電気を掛けたときに発生する液晶電気対流の観察実験を行い,基礎科学研究の面白さを紹介します。



ブータンと雲南省の染織刺繍にまつわる生活科学はこちらから
液晶科学への誘いはこちらから

(事項4)地域協育コンファレンスINおおいた-人的ネットワーク

 本学高等教育開発センターは,11月13日(金)に「地域協育コンファレンス IN おおいた」を開催します。

 近年,西日本を中心に各地で社会教育に関する実践研究交流会が開催され,地域課題の解決についての事例の蓄積や共有が図られつつありますが,これまでは,発表した事例をさらに発展させるための課題分析やその後の取り組みへの継続的支援が十分ではないなどの課題が指摘されてきました。

 当コンファレンスでは,「地域の仕組み作り」,「人的ネットワークの形成・高度化」をテーマに,大分県内・山口県長門市などの各地方自治体の事例発表により,優れた取組を紹介するとともに,「学びを通じた地方創生を実現する人的ネットワークの形成と仕組みづくりについて」をテーマに文部科学省,地方公共団体等からシンポジストを招いてシンポジウムを実施します。

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(事項5)とよのまなびコンソーシアムおおいた連携講座「豊の国学 中央講座~リレー講演会~」 開催

 「とよのまなびコンソーシアムおおいた」を構成する大分県内の8つの大学等が連携して,様々な角度から「豊の国(大分県)」を見ていただくため,豊の国の「人」「文化」「産業」「自然」についてのリレー講演会を開催します。
 とよのまなびコンソーシアムおおいた連携講座「豊の国学」は,中央講座・分野別講座・関連講座及び協賛講座で構成しています。このうち中央講座は,様々な角度から「豊の国」を学ぶため,1講座30分程度のオムニバス・リレー形式で行います。
 この中央講座は,平成24年度より実施しており,今年で4回目の開催です。

 「とよのまなびコンソーシアムおおいた連携講座」
 大分県内の大学,短期大学及び高等専門学校などの高等教育機関が設立した『とよのまなびコンソーシアムおおいた』が主体となり実施する,大分県に関する様々な分野の専門的・学術的な教育内容等を連携・融合させた講座です。
 専門的で,より高度な学習機会を提供することによって大分県民の生涯学習を支援することを目的として開講します。

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(事項6)医学部附属病院広報誌「かけはし」第63号発行

 本学医学部附属病院で,広報資料として年4回発行しています
 「かけはし」の第63号が完成しました。


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