お知らせトピックス2016-039

経済学部主催夏季語学研修の報告

 平成28年度学長戦略経費による大分大学派遣留学支援制度(短期研修型)に採択された,経済学部夏季語学研修の参加者8名(1年生4名,2年生3名,3年生1名)は,8月28日に成田を発ち,9月26日に無事帰国しました。これは,期間中地元の一般家庭でホームステイをしながら,協定校のサンディエゴ州立大学に付属するアメリカン・ランゲージ・インスティテュートで4週間の語学研修を受けるというものです。
 受講したのはIntensive English for Communicationのコースで,初日に4技能それぞれのプレイスメントテストがあり,オーラルコミュニケーションの授業を中心に,4技能の授業がすべて能力別に,受講者のレベルに応じて行われます。そのほか,映画やスポーツなどの英語を通して文化を学ぶような選択授業も用意されています。参加者たちによれば,英語による授業もさることながら,様々な国からの学生と共に受ける授業は刺激的で,学習への心構えや態度の違いなどを痛感し,積極性や行動力,自信などが身についたとのことです。後期が始まり,英会話の授業等でスピーキング力やリスニング力の向上など,成果を実感しているようです。
 ホームステイでは,日常生活を通しての意思疎通を図る機会を得ると共に,多様な文化や考え方に触れて自分を見直す場となりました。待遇は家庭によって差があったようですが,そうした困難への対処能力を培うことも,貴重な体験でしょう。
 本研修を通して,経済学部独自の留学プログラムであるIBPプログラムで協定校への留学を目指す,広い視野をもって就活に臨むなど,各人が新たな目標を設定する契機となったようです。

授業後クラスメートと
授業後クラスメートと
サンディエゴ国際空港で
サンディエゴ国際空港で