お知らせトピックス2016-041

「大学改革シンポジウム」開催

 本学は,大学改革シンポジウム-大学が変わる ~大分大学が変わる~ 教育が変わる-を,10月29日に学生交流会館(ビ・フォーレ)にて,高等学校教員,保護者,高等学校生徒,本学教職員約170名参加のもと,国立大学協会との共催で開催しました。
 北野正剛学長の挨拶の後,文部科学省高大接続プロジェクトチームの小笠原千寿高等教育企画課課長補佐が「高大接続改革 ~大学教育,高校教育,入試はどう変わっていくのか」と題した基調講演を行い,現在国が進めている高大接続改革の内容について,「入試改革に目が行きがちだが,高校教育,大学教育と三者一体の改革であり,知識・技能,思考力・判断力・表現力,主体性や協働といった,学力の3要素を一体的に身に付けることが目的である」とした上で内容についての詳細な説明がありました。
 次に,本学の望月聡教育改革担当副学長が,28年度設置の福祉健康科学部,29年度設置予定の理工学部及び新設予定の経済学部社会イノベーション学科について説明すると共に,全学部のアドミッション・ポリシーを基にそれぞれが求める人材像を示しました。
 休憩の後実施されたパネルディスカッションは,望月副学長がファシリテーター,岩武茂代大分県教育庁教育次長,中川忠宣本学COC+専任教員,衣笠一茂福祉健康科学部長がパネリストを務め,大分県の高校が目指す教育,大分大学が目指す教育のテーマで,高校教育と大学教育をどのように接続し,深めていくかについて意見を交わしました。
 参加者からは,目前に迫っている高大接続改革について貴重な情報が入手できたことや,本学が進める改革について理解が深まったとの意見が多く聞かれ,有意義なシンポジウムとなりました。

開会挨拶をする北野学長
開会挨拶をする北野学長
小笠原補佐の基調講演の様子
小笠原補佐の基調講演の様子
望月副学長の講演
望月副学長の講演
パネルディスカッション
パネルディスカッション