お知らせトピックス2017-052

地域の附属学校園の役割をテーマにシンポジウムを開催

 本学は,9月9日,一般社団法人国立大学協会との共催で「地域における附属学校の役割」をテーマに大学改革シンポジウムを開催しました。
 これは,8月29日に文部科学省から公表された有識者会議報告「教員需要の減少期における教員養成・研修機能の強化に向けて」を踏まえて,本学教育学部附属学校園の改革を中心に,現状と今後の方向性などについて学内外の関係者に周知し,改革を進めていくためのきっかけとすることを目的としたもので,本学附属学校の教職員を始め全国の教員養成学部・附属学校園から約150名の参加者がありました。
 まず有識者会議委員の上越教育大学教職大学院の水落芳明教授から,地域(県や市)と附属学校園との連携の促進や授業力・研修力向上の取組み,職場環境の整備等について基調講演が行われました。その後,パネルディスカッションが行われ,文部科学省高等教育局大学振興課教員養成企画室の柳澤好治室長から有識者会議報告書に基づく今後の附属学校園の在り方について講演が行われ,パネリストとして参加した本学附属小学校長,附属学校園連携統括長,大分県教委義務教育課長からそれぞれ現状報告及び今後の方向と課題等について報告及び活発な意見交換が行われました。
 会場の参加者からも今後の教員養成学部及び附属学校の在り方や方向性について,多くの意見,質問が出され,活発な議論が行われました。

講演する水落教授
講演する水落教授
講演する柳澤室長
講演する柳澤室長
活発な意見交換の様子
活発な意見交換の様子