お知らせトピックス2017-092
【大分大学 バンコクオフィス活動報告】世界糖尿病デーセミナー in Thailandに出席
11月14日バンコク日本大使館多目的文化ホールで開催された,世界糖尿病デー関連セミナー「職場健康づくりを通して肥満と糖尿病を予防しよう!∼従業員の医療費削減と定着率向上に向けたタイにおける「データヘルス」∼に本学バンコクオフィスの内田智久助教が参加しました。
在タイ日本国大使館の福島秀夫次席公使の開会挨拶でも指摘されたとおり,糖尿病が引き起こす合併症等に起因する死亡数が世界で年間500万人を超えており,糖尿病リスク要因である肥満率もタイでは 37. 5%に達しているなど,タイにおいて糖尿病は社会課題であると認識されています。しかしながら,その取り組みはまだ緒に就いたばかりです。今回は,企業の活動として従業員の健康を維持し糖尿病を防ぐにはどうすればいいかについて,セミナー,ワークショップがおこなわれました。ワークショップの中で,内田助教が糖尿病について医学的な観点からく合併症などについて分かりやすく説明を行い,総勢60名を超える在タイ日系企業の経営者や健康管理を担当する責任者が参加されました。タイでは従業員の早期離職が問題の一つであり,ヘルスケアの観点からこの問題を解決する可能性も示唆される有意義なセミナーとなりました。
当日のニュースレターはこちらからご覧になれます。
*大分大学バンコクオフィスでは,タイならびに周辺諸国での活動(研究,学生交流,その他)を支援しています。
お気軽にバンコクオフィス(tomohisa@oita-u.ac.jp)までお問い合わせ下さい。
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