お知らせトピックス2020-007
豊和銀行と経済学部との学生を交えたプロジェクトがスタート!
経済学部では,株式会社豊和銀行と「大分の地域経済発展に向けた課題解決プロジェクト」に関する発足式を7月9日に行いました。同行と本学とは2004年に連携協力に関する協定を結んでいましたが,急激な環境変化における大分県の中小企業等の現状をふまえ,問題や課題の抽出とその解決策を考え実行することを通じて地域経済発展を目的とした学生を交えた産学連携プロジェクトがスタートすることになりました。当日は,同行の権藤淳代表取締役頭取と経済学部の高見博之学部長がそれぞれ署名した宣言書を取りかわし,滞りなく発足式も終了。今後,「若者の自由な発想による地域の課題解決やイノベーション」という難しいながらもやりがいのある活動を経済学部の学生たちが,多くの企業とかかわりながら行っていく予定です。
それに先立ち,経済学部「ベンチャー起業論」の授業には,同行のお客さま支援部が声をかけられた株式会社ソラシドエアと株式会社豊後大野クラスターが参加,2社には企業の課題を提示していただきました。また,それらの課題に対して出された学生のアイデアをそれぞれの企業が評価,優秀な学生が選考されました。当日は,その表彰も行われ,賞状と豪華副賞を授与。学生にとってみれば,自らのアイデアが評価され,場合によっては,実務レベルで実行してもらえるかもしれないという貴重な機会を与えていただいたことになります。
また,発足式後には,権藤頭取による記念講義(テーマ:「地域銀行として地域の活性化に向けてどう関わっていくか?」)がオンライン上で実施され,その後活発な質疑応答が行われました。