お知らせトピックス2020-011

大分大学と福岡工業大学との包括連携・協力協定を締結しました

 8月25日に,大分大学において,福岡工業大学との包括連携・協力協定締結式を行いました。当日は,新型コロナウイルス感染症対策のため,全員マスクを着用し,消毒と換気を行いながら,本学からは北野正剛学長,山岡𠮷生医学部長,守山正胤研究担当理事,医学部の猪股雅史教授らが,福岡工業大学からは,下村輝夫学長をはじめ,前田洋情報工学部長,徳安達士工学研究科長,山下剛法人理事らが出席し,桑田悟広報担当理事の司会により開催されました。
 本学医学部消化器・小児外科と福岡工業大学情報工学部では2012年から共同研究を行っており,最先端の医療技術と情報工学を融合させた医療機器開発を実施していました。2017年からは本学の猪股教授と福岡工業大学の徳安工学研究科長が,日本医療研究開発機構「未来医療プロジェクト」をスタートさせ,オリンパス株式会社との産学官連携に基づく,AIを活用した次世代内視鏡手術機器の開発に取り組んでおり,AI支援手術については,すでに特許出願しております。
 これらの学部間での活動をさらに深めるため,今般,大学間の包括連携・協力協定を締結する運びとなりました。
 北野学長から,両大学が得意とする「先進的内視鏡外科技術」と「最先端の医用情報工学技術」を融合させ,人材育成,医療機器開発研究,社会実装の三分野の事業促進が加速されることが期待できると挨拶があり,下村学長からは,将来的に,本学理工学部や福祉健康科学部との共同研究も視野に入れ,さらなる連携を深めていきたいとの挨拶がありました。
 大分大学では,福岡工業大学とともに,AI活用医療情報支援手術の社会実装を5か年計画で進めており,2024年度以降の実用化を目指しています。

北野学長と下村学長(右)
北野学長と下村学長(右)
山岡医学部長と前田情報工学部長(右)
山岡医学部長と前田情報工学部長(右)
北野学長による挨拶
北野学長による挨拶
関係者での集合写真
関係者での集合写真