お知らせトピックス2020-037
セメイ医科大学(カザフスタン)との国際交流協定の締結について
大分大学とセメイ医科大学(以下SMU)との間で大学間協定を2月16日に締結しました。
SMUとは本学が取り組むアジア諸国における消化器内視鏡外科分野における国際共同研究の一環として,2017年に医学部消化器・小児外科学講座にて,カザフスタン人医師を受け入れたことが契機となり研究交流が本格的に始動しました。SMU名誉教授であるメイルマノフ・セリック教授(立命館アジア太平洋大学教授)と連携し,2018年には病理医を受入れました。さらに2019年には,過去に環境・予防医学講座にて受け入れたカザフスタン人若手研究者が再来日し,環境・予防医学講座の共同研究先でもある国立遺伝学研究所への長期研修プログラムに参加するなど,国内の大学・研究機関と連携した国際交流事業が行われています。
SMU名誉教授のメイルマノフ・セリック教授から山岡吉生医学部長へSMUとの消化器感染症分野における国際共同事業について申し出があり,今回締結となりました。
SMUとの大学間協定の締結によって,消化器内視鏡外科及び感染症分野における国際交流の拡大に向けて,国内の大学研究機関と連携したアジアにおける新たなネットワークの構築が可能となります。また,優秀な外国人留学生の獲得や両国の医師及び研究者交流事業をさらに加速すると共に,大学のグローバル化の推進へつながります。
カザフスタンの教育研究等機関との間で締結する交流協定は本学初となり,本学が交流協定を結ぶ海外の教育研究等機関は現在,30の国・地域,101機関となりました。