大分大学大学院福祉健康科学研究科附属地域共生社会研究拠点では，大分県からの委託で「地域共生社会の実現に向けた実務者ネットワーク構築事業」を始めました。本事業は，地域共生社会の実現に向けて，本学や地域の福祉活動団体，行政等からなる実務者ネットワークを構築し，多世代交流や住民相互の支え合い活動を促進するとともに包括的支援体制を構築する市町村を支援することを目的としています。
　6月14日に「第1回地域共生社会の実現に向けた実務者ネットワーク会議」が開催され，実務者ネットワークの構成員22名をはじめ，大分県や各市町村，本学の関係者が出席しました。
　大分県福祉保健部の首藤丈彦福祉保健企画課長，本学の相澤仁福祉健康科学研究科長の挨拶の後，福祉保健企画課 小埜純一郎統括，福祉健康科学研究科 三好禎之准教授から多世代交流等立上げや市町村の包括的支援体制の支援について説明があり，次に，各構成員から所属団体等の活動内容について報告がありました。
　会議後半の意見交換では，活発な議論が行われ，今後の取り組みに向けて非常に有意義な会議となりました。