お知らせトピックス2021-014
クラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センターと「直腸肛門奇形手術」について
第5回テレカンファレンスを実施
本学が採択されている厚生労働省の「日露医療協力推進事業小児周産期分野(小児内視鏡)」事業により,7月15日に本学とクラコフ名称産科・婦人科・新生児科科学センター(以下「クラコフセンター」)との間で,2019年度の採択以来通算5回目となるテレカンファレンスを実施しました。本事業は今年度で3年目となります。
日本からは北野正剛学長をはじめ,鹿児島大学 家入里志教授,本学 大野康治客員教授,名古屋大学 内田広夫教授,順天堂大学 山高篤行教授,東海大学 渡辺稔彦教授,神戸大学 尾藤祐子特命教授,本学 小川雄大医員が参加し,ロシアからはクラコフセンターのゲンナジー・スヒフセンター長,ポドゥロフスカヤ・ユリア新生児外科部長,ヤロツカヤ・エカテリーナ国際協力部長,ドロフィエワ・エレーナ新生児外科臨床部長,アンドレイ・パーニン新生児外科医師らが参加しました。また,厚生労働省医政局総務課 中山陽輔課長補佐,石川史明氏も参加しました。
さらに,昨年度に引き続き今回も本事業をロシア,日本ともに幅広く展開していくため,ロシアならびに日本各地の関係機関の医師約50名が参加しました。
今回は,直腸肛門奇形手術をテーマとして,術前・術後管理および術中の手術手技について議論を行いました。北野学長とスヒフセンター長の開会の挨拶の後,山高教授,家入教授,アンドレイ・パーニン新生児外科医師による報告と参加者全員による意見交換が行われ,全体を通して活発な議論が行われました。