大分大学理工学部では，大分産業人クラブ（会長：株式会社佐伯コミュニケーションズ 平岩照正代表取締役社長）および大分工業高等専門学校との連携により，12月23日に「テクノカフェ大分2021 & 第7回 高専・大学合同研究発表会 ～地域活性化と若手研究者の飛躍を目指して～」を開催しました。（参加者数：65名【学生：33名，学外者18名，本学教職員14名】）
　この交流会は，今回が9回目となり，県内においてモノづくりを主体とした企業等関係者と工学系教育関係者，特に将来を期待される若手研究者（高専および大学の学生）との交流をメインとしています。昨年はコロナ禍のために中止しましたが，今回は感染対策として発表件数制限と時間短縮，発表者はフェイスシールドを着用して実施しました。このフェイスシールドは，医学部 穴井博文教授が設計，産業人クラブ会員企業であるシェルエレクトロニクス株式会社が製造し，寄贈されたものです。
　最初に，平岩会長，理工学部の越智義道学部長より開会の挨拶があり，その後に大分大学生7名，大分高専生11名が研究概要紹介とポスター発表を行いました。ポスター発表では，参加者に向けて学生が日頃の研究成果を説明し，白熱した意見交換が行われました。また，企業等関係者による審査を行い，最優秀賞2名，優秀賞2名，奨励賞1名が平岩会長から表彰され，大分高専の山口利幸校長より講評があり，盛会のうちに終了しました。