お知らせトピックス2021-053

第1回グローカル感染症研究セミナーを開催しました

 大分大学グローカル感染症研究センターは,2月25日に第1回グローカル感染症研究セミナーをオンラインで開催しました。第1回目は「感じる感染症 -天然痘から,ポリオ,麻疹,コロナまで-」と題し,講師に秋田赤十字病院の遠田耕平先生を迎えて実施しました。遠田先生は,発展途上国で感染症対策などに尽力し,世界保健機関(WHO)拡大予防接種計画担当の医務官として,長年の間予防接種を推進されており,今回は自身の経験を交えながら,天然痘,ポリオの根絶計画,サーベイランスの意義や公衆衛生とは何かということについて,講演が行われました。
 講演後は,藤内修二大分県福祉保健部理事兼審議監,守山正胤副学長,西園晃副学長(グローカル感染症研究センター長),小林隆志医学部教授がパネリストとして参加し,活発な議論が交わされました。
 参加した医師からは,「学生や若い医師に聞いてもらいたい」「医師になった頃の気持ちを思い出した」という感想や,「どうやって二刀流,三刀流となる技術を身に着けられたのか」「長い間海外で活動し続けることができた秘訣は」という質問があり,盛況のうちに終了しました。

遠田講師の講演
遠田講師の講演
配信参加者
配信参加者
配信の様子
配信の様子
配信の様子
配信の様子