お知らせトピックス2021-055
フィリピン国家狂犬病対策委員会に政策提言を提出
 大分大学医学部微生物学講座の西園晃教授は,JICAとAMEDが共同で実施するSATREPS事業において,フィリピン熱帯医学研究所と共に狂犬病に関するフィールド研究をルソン島中部ブラカン州で実施しており,今回,研究から得られた知見をもとにHealth Policy briefingを作成し,以下3つの提言をフィリピン狂犬病国家対策委員会に提出しました。
 1.犬の頭数推定方法とワクチン必要数計算方法の変更
 2.ワンヘルスアプローチの推奨
 3.狂犬病に対する正しい知識の普及
 研究から得られた知見を国に提言することは,社会への還元という点から大きな意義があります。今後も本事業では,フィリピンでの狂犬病制圧のため,政策に役に立つ研究を続けていく予定です。
 詳細はこちら(JICAプロジェクトニュース)







