お知らせトピックス2022-045

教育学部齊藤准教授が日本精神衛生学会第38回大会大会賞を受賞しました

 教育学部の齊藤友子准教授が,日本精神衛生学会第38回大会(神戸市看護大学開催)において大会賞を受賞し,10月30日に授賞式が行われました。大会賞は本学会で発表された演題の中から,精神衛生の発展に寄与することが特に期待できる研究・活動に対して贈呈されるものです。
 齊藤准教授は,「コロナ禍における保育者の職業性ストレスと精神健康・離職意向の背景要因の検討」という演題において表彰されました。本研究は,保育従事者の精神健康・離職意向に関連する要因を,職場のストレス要因や個人属性から検討したものです。保育従事者の精神健康を保ち,職場環境を整備することは,子どもの育ちを考える上で,重要なファクターです。しかしながら,保育従事者の精神健康や職場環境に関する研究蓄積は少なく,十分なエビデンスがありません。
 授賞式では,船越明子大会長(神戸市看護大学看護学部精神看護学分野)から,表彰状とともに上記の研究に対して「精神衛生学の発展に寄与することが期待できる優れた発表」とコメントをもらいました。

大会賞を受賞した齊藤准教授
大会賞を受賞した齊藤准教授