お知らせトピックス2022-056

経済学部大井尚司研究室が豊後大野市で全国初の取組を行いました

 本学経済学部大井尚司研究室の学生6名が、11月24日、豊後大野市大野町土師地区で、豊後大野市が実施する官学連携公共交通利用促進事業「おでかけま~す」と大分県が実施する先端技術などを活用した次世代モビリティサービス「医療MaaS」の実証実験を一体的に行う日本初の取組を両自治体と共同で行いました。
 「おでかけま~す」は、「おでかけ」と「MaaS(Mobility as a Service)」を組み合わせた造語で、目的と移動を一体で考える取組です。今回は、移動販売車や医療サービス等生活サービス提供者とサービスを受ける人が、先端技術等を活用しながら、お互いが歩み寄ることで、持続可能な地域社会の構築の可能性について効果検証を行いました。また、医療MaaSは、他県では専用の移動診療車を整備して実施している取組ですが、公共交通機関の利活用も目的に加え、さらに、自治体が既に所有するコミュニティバス等の活用を想定した実施は全国初です。
 豊後大野市では、2013年度から、コミュニティバスの利用促進を目的に経済学部大井研究室と連携して調査研究を行っており(「大人の社会見学」事業、2021年に日本モビリティ・マネジメント会議JCOMMマネジメント賞受賞)、今回の実証実験もその取組の一環です。

話に花が咲く学生と参加者
話に花が咲く学生と参加者
相乗りタクシーに乗る参加者
相乗りタクシーに乗る参加者
医療MaaSの様子
医療MaaSの様子
参加した学生の挨拶
参加した学生の挨拶