お知らせトピックス2022-071
サン・ラザロ病院(フィリピン共和国)病院長、疫学部門部長が来訪
フィリピン共和国サン・ラザロ病院のエドモンド・ロペス病院長とアナリア・サヨ・アブガン疫学部門部長が、1月26日に本学を訪問しました。
サン・ラザロ病院は、フィリピン共和国マニラ市にある400年以上の歴史を持つ感染症専門の国立病院で、本学とは、2001年から学部間交流協定を、2006年からは大学間交流協定を締結し、本学医学部学生の受入と臨床実地研修を行っています。今回の来訪に伴い、北野正剛学長と協定書に双方のサインを取り交わし協定更新を行い、学術交流および学生交流について意見交換をしました。
旦野原キャンパスで学長を訪問した後、医学部(挾間キャンパス)を訪れ、三股浩光医学部附属病院長との懇談後、高度救命救急センターおよびドクターヘリを見学しました。ロペス病院長らは救命医療システムについて非常に高い関心を持ち、積極的に質問をしていました。
また、ロペス病院長による医学部学生を対象とした講義には、サン・ラザロ病院での研修に関心を持つ多くの医学部学生が参加し、西園晃副学長(研究力推進・学術国際担当)および現地に常駐する微生物学講座 齊藤信夫准教授から研修制度についての紹介もありました。参加学生は熱心に耳を傾け、講演会終了間際まで活発な質疑応答が行われ、今後の良好な交流継続が期待される来訪となりました。