お知らせトピックス2022-094

博士前期課程の吉田悟さんが、日本音響学会九州支部学生表彰を受賞

 本学大学院工学研究科博士前期課程の吉田悟さんが、3月26日に日本音響学会九州支部学生表彰を受賞しました。
 吉田さんは2022年度学生表彰対象期間に高品質な音声合成技術に関する研究発表を行い、特に優れた学生であると認められ、日本音響学会九州支部学生表彰を受賞しました。

 受賞の対象となる主要な発表論文は以下の通りです。
吉田悟、 上ノ原進吾、 古家賢一、“WaveNetボコーダにおける複数話者学習時の音声品質の向上”、信学技報、vol. 121、no.311、EA2021-57、pp.1-6、 2021年12月.

 研究内容は、深層学習を用いた音声合成法において、話者ベクトル(話者に関する特徴)を導入し、少ない学習データで高品質な音声合成を可能とするものです。
 日本音響学会は、米国音響学会に次いで1936年に設立された、音響関係では世界で2番目の歴史をもつ学会です。日本音響学会は、音に関するあらゆる分野を扱う世界でも類のない学会です。


受賞した吉田さん