お知らせトピックス2022-095

理工学部の上田理人さんがプラズマ・核融合学会支部から講演奨励賞を受賞

 理工学部創生工学科電気電子コース4年の上田理人さんが,令和4年12月10日から11日に開催されたプラズマ・核融合学会第26回九州・沖縄・山口支部大会において「点電極とシース状バリアを併用した誘電体バリア放電におけるプラズマ局所点火」の発表を行い,講演奨励賞を受賞しました。(受賞日:3月23日)
 本学の独自技術「大気圧プラズマ窒化法」を応用して鉄鋼表面の一部のみを局所窒化することを目指し,バリア放電極系の点電極先端部を誘電体で覆うシース状バリアを新たに開発し,実験の結果サブミリメートル領域にのみプラズマを局所点火することに成功しました。本研究成果は微小部品などのマスクレス局所窒化処理といった新規技術に昇華する可能性を有しています。

受賞した上田さん
受賞した上田さん
賞状
賞状