お知らせトピックス2022-100

「自律型ドローン運用システムの試験飛行」を開催しました

 大分大学減災・復興デザイン教育研究センター(以下減災センター)では、大分県をはじめとする産学官の連携により、災害情報活用プラットフォーム(EDiSON)の構築を進めています。その一環として災害時にドローンによって被災状況を効果的に集約し、迅速な災害対応を図るため「EDiSON ドローン情報集約システム」の試験運用を関係機関と共同で進めています。
 この度、減災センターは、災害による被災状況を効率的に調査・集約するため「自律型ドローン運用システム」を導入し、3月17日に、るるパーク(大分農業文化公園)みどりの広場において、導入した自律型ドローン運用システムの説明会(試験飛行)を関係機関と共に開催しました。本システムは、自動充電のための充電ステーション(防水防塵機能)と全天候型ドローンで構成されており、リスクを最小限に抑えながら遠隔操作によって自律的な運用が行えるよう構成されています。
 減災センターでは、多様なドローンの活用が期待される中で、災害時の自動・自律可能な調査を可能とするドローン運用の検証を進め、大分県防災のさらなる高度化に向けた研究と、社会実装に向けた取組を進めていきます。

ドローン充電ステーション
ドローン充電ステーション
充電ステーションから飛び立つ全天候型ドローン
充電ステーションから飛び立つ全天候型ドローン
ドローンからのデータを確認する鶴成悦久センター長
ドローンからのデータを確認する鶴成悦久センター長