5月20日に開催された「第17回宇佐航空隊平和ウォーク」で、本学理工学部の学生と安心院高校の生徒らが共同制作したVR※ドローン動画「宇佐海軍航空隊員の夢」のVR体験会を実施しました。
　宇佐航空隊平和ウォークは、ウォーキングをしながら、宇佐市に点在する掩体壕（飛行機の防空壕）や爆弾池等の戦争遺構をめぐり、平和の大切さを考えるイベントであり、VR体験は休憩地点の教覚寺にて行われました。
　動画は平和を願う宇佐海軍航空隊の若者がタイムスリップして、宇佐、安心院、院内の平和で美しい風景を見て回るもので、参加者は「臨場感のあるとても美しい映像だった。特攻隊の若者のことを思うと、胸が痛む」「ナレーションが心に響いた。今、こうして平和な生活ができることに深く感謝し、世界の平和を願いたい」と平和の大切さを改めて実感していました。
　参加した学生達も「現地の方の話を聞き、動画に映った宇佐の街並みをこれからも守っていきたいと感じました」と話していました。

※VR（バーチャルリアリティー）…人間の感覚器官に働きかけ、現実ではないが実質的に現実のように感じられる環境を人工的に作り出す技術の総称。

• VR動画「宇佐海軍航空隊員の夢」はこちら（YouTube）